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2006-09-10

[]世界の終わりとファックリタレイチャークラブカップ 01:47 世界の終わりとファックリタレイチャークラブカップ - ファック文芸部杯 を含むブックマーク はてなブックマーク - 世界の終わりとファックリタレイチャークラブカップ - ファック文芸部杯

 今日ニートで暇すぎたので、縁側に寝転がって読書うつつを抜かしていたら、何やら音が聞こえてきた。誰かがラッパを吹いてるらしい。そういえば豆腐が切れていたっけと思い、ボウルを持って外に出てみると、そこには天使がいた。

 

「あ、うるさくしてスイマセン」

 いや別にいいですけど。いったい何なんスか?

「あはは。いや~仕事で終末のラッパを吹いてまして」

 ああ、ラグナロクですか

「いえ、それはよその神様の。こちらは一応ハルマゲドンってことになってます。はい」

 ああ、似てるけど違うんですね。ロッテロッチみたいなもんですか

「ええ、まあ。うちはスーパーゼウスのほうです」

 で、ラッパ吹くとどうなるんスか?

「え~っと予定では私のほうが第一の天使って事になってるんで、いろいろ天災が起こった結果、陸地の三分の一が焼失することになってます」

 え。それってここらも焼失するってことっスか?

「え~っとちょっと待ってくださいね。え~っと、あ、コレだコレだ。え~と……ああ、そうですね。日本は予定地に入ってますね」

 それはちょっと困るんですけど…

「ええ、そちらの気持ちは分かりますけどね。しかし、上のモンが既に決めたことですし。それに確か広報の方が予告はしてたと思うんですけど?」

 え~っと黙示録ですか?

「はい。ちゃんと聖書として道端とかで配ってたはずですが」

 いやいや。あんなの真剣に読んでる物好きな人は少ないですよ

「う~ん、やっぱりそうですか。官報とかって読んでもらえないんですよねぇ、最近は。でもねぇ。こっちにも既に予定があるんですよ。次の人もいろいろ用意しちゃてるわけでして。佃煮にして1億人分ぐらいのイナゴが穀物を食い荒らそうと腹をすかして待ってるんですよ」

 そこを何とか~

「…いやぁ無理ですねぇ。それに、いろいろと人類のほうで悪行の方をやってきたでしょう。そろそろ処決裁断していかないと…」

 悪行ねえ

「そうですよ。魔女狩りとかホロコーストとかいろいろ」

 またえらく古い資料っスね。911テロとかも?

「いえ、あれは…ちょっと面倒でして。いろいろ向こうの神様とあって、その、ややこしいんですよ」

 はあ、そんなモンなんスか

「ええ。管轄とか利権の問題が絡んでくるとややこしいんです。本当に面倒と言うか何と言うかって、あぁッ、ヤバイ!急がないと。んじゃ、そういうことでお願いします。プー-プー♪」

 いやいやちょっとッ!止めてくれないんスか

「だから~無理なんですって。我慢するか、箱舟にでも乗るかしてください。じゃ!プープー♪」

 ちょっ!あの、本当にもうちょっとだけ待ってくれませんか。まだ読み終わってない本とか漫画とか結構あるんスよ。完結してないのとかもあるし

「えぇぇ~。それは知りませんよ。」

 頼みますよ。他にもやりたいことあるんスよ

「そんなこといってもねえ。こっちも仕事ですから」

 そこをなんとかお願いします!ね。

「え~?困るなあ」

 俺ファック文芸部っていう部に入ってて、今ファ文杯っていう部内の対抗試合やってるんです。頑張ってイイ成績収めたいんすよ。だからちょっと時間をください。お願いします

「いや、それは私に関係ないですから」

 もうすぐ締め切りなのにイイ成績残してないんです。まだ書かなきゃならないんです。イイの書く自信はあるんです。だからお願いしますよ

「……ん~、でもねえ、これを許すと「また次の試合が」って言いだして、それを許すと「また次の」、それを許すと…。って結局私、ラッパ吹けなくなるでしょう?」

 そ、そんなワガママは言いません!!だからお願いします!

「う~ん………だめ」

 そんなぁ~。じゃあこっちにも考えがあります

「な、なんですか?暴力には屈しませんよ」

 貴方神様侮辱する小説を書きます

「なッッ!なんと罰当たりな!コレだから神を畏れぬ蛮族は!」

 ふふふ、神も子も精霊もファックしてやる。聖母マリアであろうとマグダラのマリアであろうと、あんなことやこんなことしてやる。

「あ…悪魔め!サタンの子め!」

 ふふふふふ。もはや神道のトップである皇家はファック済みなんです。怖いものなどありましょうや…ククク…ココココ……

「こは一大事。早急に神の神罰を下さねば!!ププププププー!!」

 そんなに高らかに吹いていいんですか…私は死後、地獄でこう言いますよ。「ラッパを吹かないでと言ったのに、天使の人が許してくれなかったので、神を侮辱する文章を書いた」と

「ま、まさか…」

 神はどう思うでしょうねぇ。『それでは天使が書かせたも同然ではないか!ええい!この文章を書かせた天使はどいつだぁ!』

「うううう。あの人ならあり得る…」

 それに俺がもしイスラムの管轄する地獄に堕ちたらどうでしょうねぇ。それこそ彼らにとって貴方たちを牽制するいいカードになるんじゃないかなぁ~、俺の発言は

「………わかった」

 ええ?

「わかった!わ・か・り・ま・し・た!!ちょっとだけ待ちましょう」

 本当ですか。ありがとうございます!

「…しょうがないですね。そんなこと言われたら。まったく天使を脅すなんて、なんて人間だ」

 へへへ

「あと待つのは120年!これ以上は私も待てませんよ。さっき言ったようにこちらの都合もありますからね」

 あ、充分です。ああ、良かった~。助かります

「あ、あとこの事は教会とかで言わないでくださいね。懺悔室とかでも絶対に。絶対にですよ」

 わかっておりますわかっております

「ふぅ。とんでもないことになったなァ…んじゃ帰ります。まあせいぜい信仰心厚く生きてください」

 はい。すいません。無理言っちゃって。

「本当ですよ!じゃあ、え~っと、その何とか杯頑張ってくださいね。神の教えに反することとか書いちゃダメですよ」

 はい、わかりました(もう手遅れだと思うけどな)。良かったらファック文芸部杯ネットで公開してるんで見てくださいね

「ああ、はいはい。余裕があれば見させてもらいます。じゃあ、貴方に神のご加護を」

 お気をつけて~

「はァ~。天使長になんて言えばいいんだろ…」

 

 次の日。

 はたして今日ニートで暇すぎたので、豆腐抜きの味噌汁を食いながら小説を書いていたら、抹香の匂いがしてきた。まさかと思い外に出てみると、そこには弥勒菩薩がいた。